今日は僕のご主人の会社を見学に来たよ。
大きな機械がたくさんあって、小さな僕はちょっと怖いな。

まずはこの部屋、パソコンがたくさんあるね。
このパソコンでお客様から来たデータや手書きの原稿を編集して、
本やチラシ・伝票など、いろんな印刷物のデータを作るんだって。

作った印刷物のデータをお客様に確認していただいて、OKをもらったら、
この機械をつかって印刷機に使用する版を作るんだよ。
環境のことを考えて、水だけで現像出来て金属の版を使わないんだって。
県内には今のところこの会社にしかないらしいよ。
カラーの印刷は、
赤(マゼンタ)青(シアン)黄(イエロー)|黒(スミ)】
の4色でできるんだって。
この機械で出来た版を検版して印刷機の方に回すんだよ。

これがカラー印刷する機械だよ。ものすごく大きいんだ。
さっきの4枚の版をこの機械にセットして、
4色のインキで印刷するとカラー印刷ができるんだ。
チョット不思議。
でも色の調整が難しいんだってさ。

他にも、単色印刷機で伝票やスミ刷りのチラシや本を印刷したり、
伝票に連続ナンバーを印刷する機械もあるんだよ。

この機械は40年以上前の機械で凸版カーボン印刷機なんだ。
現在、日本では1台しかない機械だよ。
こんな古い機会も手入れをしてきちんと動くようにしているんだね。

編集室にあったこの機械はオンデマンド印刷といってパソコンから直接印刷をするんだ。
Lotの少ないものはこの機械の方が便利なんだって。
それから、可変式印刷ができるからランダムな文字やNo.を入れたり、宛名印刷もできるんだよ。

この大きな刃がついた機械が断裁機。
1メートル以上ある大きな紙を印刷できる大きさに切ったり、
印刷した物を次の製本の工程に進めるために切ったり、
最後に製品をきれいに仕上げる機械だよ。
大きいのと小さいのがあるんだ。

いよいよ仕上げの製本の工程だよ。
この機械は全長9メートルもある長い機械。広報や冊子等につかうよ。
この棚に各ページをセットして丁合を取るよ。
2つに折って穴をあけてキレイに仕上げて出来上がる、ものすごい機械。


この他にも製本は【本・伝票・パンフレット・チラシ】など、
いろいろな印刷物によって工程が違うけど、
全部は説明しきれないから、大まかな機械の役割だけ紹介するね。


【折り機】
パンフレットやチラシを折る

【ミシン機】
伝票やチケットに切り取りミシンを入れる

【伝票丁合機】
複写の伝票を重ね合わせる

【無線綴じ機】
本の背に糊止めにをしてに表紙を巻く

【マーブル巻機】
伝票の頭をテーピングする

【穴あけ機】
伝票や広報に穴をあける

【針金綴じ機】

【結束機】

こんなにたくさんの機械を使い分けて、いろんな物が出来てくるんだね。


その他にも、印刷物は一度にたくさん作った方が単価が安くなるので、
大量の注文も倉庫で保管・管理しているんだよ。

この会社には多くの協力会社があって、
「情報発信の工務店として皆様のお役に立てるよう邁進します!」
って、僕のご主人が言ってたよ。

たくさんの機械を見て説明を聞いたら疲れちゃったよ。
今日はお休みの時に見せてもらったけど、
次の更新には動画や人が出てくる予定だよ。お楽しみに。